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COLUMNコラム

2025.09.01

2025.09.02

成人式に行かない人の割合は?行かない理由や後悔しない方法も解説

成人式に行かない人の割合は?行かない理由や後悔しない方法も解説

成人式は、人生の節目となるイベントです。しかし、成人式への出席率は全体の約7割にとどまり、参加しない人も一定数存在します。欠席の理由には、人間関係への不安や準備の手間、費用の問題などが挙げられますが、「行かなかったことを後悔した」という声も少数ながら見られます。

当記事では、成人式に参加しない理由や、その代わりとなるお祝いの方法について詳しく解説します。成人式への出席を迷っている方は、自分らしい節目を迎えるためにもぜひ当記事を参考にしてください。

成人式に行かない人の割合

成人式に出席した人は男性で約6割、女性で約7割にとどまっており、3割以上が成人式に参加していない

成人式は必ず出席しなければならない行事ではなく、欠席する人も一定数存在します。ある調査によると、成人式に出席した人は男性で約6割、女性で約7割にとどまっており、3割以上が成人式に参加していないことが分かっています。

式典はあくまで任意参加なので、出席するかしないかは自分の価値観やライフスタイルに合わせて判断しましょう。

(出典:PR TIMES「成人式に行かない人の割合は3割超!参加しない理由や後悔しない方法を大調査」/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000042380.html

成人式に行かずに後悔した人の割合

成人式を欠席した方のうち、「後悔した」と答えたのは全体の約1割であり、多くの人は行かなくても後悔していないことが分かります。ただし、後悔した人の声からは、友人のSNS投稿を見て羨ましく感じたり、振袖を着なかったことを惜しんだりといった感情が見られます。特に成人式当日以降は、SNSに友達の晴れ姿が次々と投稿されるため、それを見て気持ちが揺らぐこともあるでしょう。

成人式は一生に一度の節目でもあります。出席するかどうかは自由ですが、自分が本当に後悔しないかを考えて、慎重に判断する必要があります。

成人式に行かない理由とは

成人式に行かない理由とは

成人式は、新成人としての節目を祝う大切な行事ですが、忙しさや人間関係への不安、費用面の懸念などを理由に欠席する方もいます。ここでは、よく見られる成人式に参加しない理由について詳しく解説します。

同級生に会いたくない

成人式に参加しない理由の中でも多く聞かれるのが、「同級生に会いたくない」という心理的な抵抗感です。学生時代をあまり楽しく過ごせなかった方にとって、過去の人間関係と再会する場は負担になる場合があります。

再会に前向きな人もいる一方で、「わざわざ気を使う人間関係に飛び込みたくない」という考え方もあるでしょう。さらに、卒業後に親しい友人とのつながりが薄れ、「わざわざ会いたい人がいない」と感じるケースもあります。

こうした事情を抱える方にとっては、成人式よりも自分にとって心地よい時間を選ぶほうが、自然な判断となります。

ほかに用事があった

成人式の開催時期は1月初旬であり、進学・就職・受験などで忙しい時期と重なります。特に大学受験や資格試験を控えており、勉強を優先するために参加を見送る方もいます。また、すでに働いている社会人にとっては、年始の業務繁忙期と重なり、休暇を取得しにくいケースもあります。

遠方に住んでいる場合は、交通費や移動時間の負担も加わり、参加そのものが難しくなることも珍しくありません。地元に戻ることに対する心理的・経済的な負担が、欠席の一因となっています。

準備が面倒くさい

成人式に出席するには、服装や髪型などの準備が欠かせません。特に女性は振袖のレンタルや着付け、ヘアメイクなどの事前準備が多く、参加をためらう方も少なくありません。

男性であっても、スーツや礼服の準備が必要であり、慣れない場への参加は精神的にも負担に感じることがあります。さらに、人気のある美容院やレンタル業者は早めの予約が必要なので、準備を後回しにしてしまった結果、出席を諦めるケースも見られます。

近年では、レンタルショップが一括で着付けやヘアセットまで行ってくれる便利なサービスも登場しているので、準備がネックになっている方はレンタルを活用するのも一手です。

騒ぎたくない

成人式の会場は、華やかでにぎやかな雰囲気に包まれることが多く、大勢の人が集まり高揚感に満ちた空間となります。しかし、そのような場を「落ち着かない」「気疲れする」と感じる方もいます。特に内向的な性格の方や、人混みや騒がしい場所が苦手な方にとっては、成人式はハードルの高い場に思えるでしょう。

成人式に対して「祝われるのが気恥ずかしい」「集団で盛り上がるのが苦手」といった印象を持っている方にとっては、静かに節目を迎えるほうが自分に合っていると感じることがあります。無理に周囲に合わせず、自分に合った祝い方を選ぶことが大切です。

お金がかかる

成人式にふさわしい装いを準備するためには、一定の費用が必要です。特に女性の場合、振袖のレンタル代は高額になりやすく、着付け・ヘアメイク・前撮り写真撮影などにもお金がかかります。男性の場合でも、新たにスーツを購入する必要があるとすれば、金銭的な負担は無視できません。

近年ではリーズナブルな価格で振袖をレンタルできるサービスも増えており、費用を抑えながら参加する工夫も可能です。ただし、「そこまでして参加したいと思わない」と感じる方や、「成人式よりもほかに優先したいことがある」と考える方にとっては、費用面の理由で不参加を選ぶのも自然だと言えるでしょう。

成人式に行きたくない人が成人を祝う方法

成人式に行きたくない人が成人を祝う方法

成人式には参加しないと決めたとしても、節目としての思い出を残す方法は多様に存在します。大切なのは、自分に合った形で成人の節目を祝うことです。ここでは、成人式に参加しない場合でも心に残る1日を過ごせるアイデアを紹介します。

友達とパーティーする

成人式に参加せずに節目を祝う方法として、仲のよい友人とパーティーを開くという選択があります。フォーマルな式典では緊張してしまうという方でも、リラックスした空間で友人と祝うことで、成人の日を楽しく過ごせます。

最近では、振袖をレンタルして友達とパーティーをするスタイルも人気です。自宅やホテルの一室を借りて、食事やスイーツを楽しみながら、おしゃれな時間を演出できます。

また、パーティーの様子をSNSに投稿したり、プロのカメラマンを呼んで記念写真を残したりすれば、式典とは異なる自分らしい思い出を形にできます。伝統的な式典に参加するのではなく、型にはまらない祝福スタイルで自分たちだけの特別な時間を過ごすのも、立派なお祝い方法の1つです。

家族や友達と記念撮影する

成人式に出席しない場合でも、振袖をレンタルして記念撮影をすることで、特別な節目を形として残せます。特に近年では、写真だけを撮影する「フォト成人式」が注目されており、スタジオ撮影やロケーション撮影など、多彩なプランが選ばれています。

友達と一緒に行う写真撮影では、自然な笑顔が引き出され、楽しい時間も共有できます。また、家族と一緒に記念写真を残すと、親子の絆を感じられる素敵な記念になります。全員の装いを和装に合わせて、特別な写真を撮影してもよいでしょう。これまでの感謝の気持ちを伝えるきっかけにもなり、思い出深い1日になります。

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まとめ

成人式に出席しないという選択には、心理的・経済的・時間的なさまざまな理由があります。大切なのは、周囲に流されず、自分自身の気持ちや生活状況を踏まえて判断することです。

出席しない場合でも、節目として思い出を残す方法はたくさんあります。友人とのパーティーや家族との記念撮影といった代替手段を活用すれば、式典に出席しなくても成人のお祝いが可能です。小規模なお祝いの形でも、振袖など特別な装いをすることで、忘れられない大切な1日になるでしょう。

一生に一度の成人の日は、自分にとって納得のいく形で迎えることが大切です。後悔のない選択をするためにも、自分らしいお祝いのスタイルを考えてみましょう。

振袖で特別な一日を彩りたい方は
こちら|きものやまと

この記事を書いた人

デザイナー 徳井愛子

デザイナー 徳井愛子

現デザイナー職に就く前は、きものやまと店舗スタッフとして、多くのお客様のハレの日のお手伝いをして参りました。ふりそで選びは勿論、サポートに至るまで、これまでの豊富な経験をベースに、お客様に寄り添い、お役に立つ情報をお届けいたします。

監修者

きものやまとデザイン部

きものやまとデザイン部

創業109年のきもの専門店「きものやまと」。さんちと共に、文化と伝統を受け継ぎ、新しい暮らしに寄り添う、きものやまとのオリジナル着物を創作・ご提案しています。お客様の日々とハレの日を彩る振袖がいい出会いとなるよう、心を込めてお手伝いいたします。