COLUMNコラム
2026.02.25
2026.02.25
成人式と生理が被ったら?安心して過ごすための対処法・トイレ対策

「成人式の日に生理が重なったらどうしよう…」と心配する方は少なくありません。振袖は締め付けが強く、トイレにも行きづらいため、普段より不安が大きくなりがちです。しかし、事前に対策を知っておけば、当日も安心して過ごせます。
当記事では、振袖に合う生理用品の選び方、快適に過ごすためのショーツやインナー、振袖でもスムーズにトイレへ行くための方法を紹介します。準備さえ整えておけば、心配を減らしてハレの日をしっかり楽しめます。
成人式の日に生理が重なったらどうする?

成人式の日に生理が重なってしまっても、事前に対策を知っていれば安心して振袖を着られます。生理用品の選び方や下着の工夫をしておくことで、当日の不快感や漏れの心配を減らせます。また、着付けの際に着付け師の方へ生理中であることを伝えておくと、帯まわりの締め付けを少し緩めるなど調整してもらえるため、快適に過ごしやすくなります。
どうしても当日を避けたい場合は、生理周期をずらす方法もありますが、早めに産婦人科へ相談することが大切です。準備をしっかり行えば、落ち着いて成人式を迎えられます。
振袖姿でも快適に過ごせる生理用品・サニタリーショーツの選び方

振袖は帯でお腹まわりが締め付けられるため、普段と同じ生理対策だと不安を感じることがあります。成人式を安心して過ごすためには、振袖に合った生理用品やサニタリーショーツを選ぶことが大切です。ここでは、漏れやムレを防ぎ、長時間でも快適に過ごせるおすすめのアイテムを紹介します。
タンポン+ナプキン
振袖の日はトイレのタイミングが取りにくいため、タンポン+ナプキンの併用がもっとも安心できる方法です。立ち上がったときの突然の漏れを防ぎやすく、長時間交換できない場面でも心配が軽減されます。特に成人式当日は移動・写真撮影・式典と慌ただしくすぎるため、ダブル使いをしておくと安心感がぐっと大きくなります。
また、普段より動きづらい振袖では姿勢が制限されることもあり、しっかり対策しておくことで快適に過ごせます。
お尻までカバーできる長時間用ナプキン
タンポンが苦手な方や、ナプキンだけで過ごしたい方には、お尻全体をカバーできる長時間用(おむつタイプ)ナプキンがおすすめです。横漏れや立ち上がり時の不安をしっかり防げるため、振袖でも安心して過ごせます。
選ぶ際は、トイレで着脱しやすいよう履き込みの浅いタイプを選ぶのがポイント。成人式は式典の長時間化や混雑でトイレに行きにくいこともあるため、普段経血量が少ない人でも万全の対策として長時間用を用意しておくと安心です。
夜用ナプキン+体につけるタイプのナプキン
振袖の日は、普段より長時間トイレに行きづらいため、夜用ナプキンに吸収をサポートする小さなパッド状アイテムを併用する方法も安心感があります。
このパッドは腟内に入れずに使えるため、タンポンが苦手な方でも取り入れやすいのが特徴です。経血が出た瞬間をしっかり吸収し、ナプキンに流れる量を減らしてくれるため、立ち上がり時の予期せぬ漏れも防ぎやすくなります。夜用ナプキンの広いカバー力と、補助パッドの吸収力で、不安をぐっと軽くしてくれる組み合わせです。
ローライズショーツ
振袖を着る日は、トイレでの動作がいつも以上に制限されるため、履き込みの浅いローライズタイプのサニタリーショーツを選ぶと安心です。お腹まで覆う深ばきショーツは、帯や長襦袢に引っかかりやすく、着脱がしにくいだけでなく、着崩れの原因にもつながります。一方、ローライズショーツは腰まわりに余計な生地がないため、スムーズに下げられてトイレでも扱いやすいのがメリットです。
振袖の着付けは締め付けが強くなりがちなため、少しでもストレスなく過ごすためにも、動きやすく扱いやすいローライズタイプを選ぶと快適に1日を過ごせます。
漏れに配慮した二重クロッチ仕様のショーツ
振袖の日はナプキンのズレや漏れが心配になりやすいため、クロッチ(股の部分)が二重構造になったサニタリーショーツを選ぶのがおすすめです。二重クロッチならナプキンの羽を内側にしっかりしまえるため、着付けの際に下着が見えても羽が露出する心配がなく、安心して任せられます。
また、羽が外側に出ないことで、経血が羽を伝って漏れてしまうリスクも軽減できます。振袖姿では動きにくさからナプキンがズレやすくなるため、二重クロッチのショーツを選ぶことでフィット感が増し、長時間でも快適に過ごしやすくなります。普段より安心感の高いインナーを選ぶことで、当日をより快適に楽しめるでしょう。
サニタリーペチコート
サニタリーペチコートは、防水仕様で経血モレをさらに防ぎたいときに役立つインナーです。着物は薄い色柄だと少量のモレでも目立ちやすいため、振袖の日は特に備えておくと安心できます。サニタリーペチコートは締め付けが少なく、薄手でシルエットに響きにくいのも大きなメリットです。
ガードルやスパッツでズレを防ぐ方法もありますが、振袖の帯の締め付けと重なることで苦しくなる場合があります。その点、サニタリーペチコートなら負担が少なく、快適さを保ちながらモレ対策ができます。ナプキンやショーツと併用すると安心感が高まり、成人式当日も落ち着いて過ごしやすくなるでしょう。
吸水ショーツ
吸水ショーツとは、ショーツ自体が経血を吸収してくれる新しいタイプの生理用品です。クロッチ部分に吸収体や防水層が内蔵されており、ナプキンのようなゴワつきやズレを感じにくく、ムレも抑えられるのが特徴です。軽い日ならショーツ1枚で過ごせる設計のものもあり、タンポンが苦手な方や、できるだけ身軽に過ごしたい方に向いています。
振袖を着る日は動きにくくトイレの時間も限られやすいため、吸水量の多いタイプを選べば安心感がアップします。ショーツ自体が吸収するため、ナプキンの位置ズレによる漏れリスクを軽減できるのもメリットです。普段使い慣れている方なら、振袖の日にも心強い選択肢となるでしょう。
成人式当日も安心!振袖のトイレ対策
振袖姿では動きが制限されるため、普段よりトイレが難しく感じることがあります。事前に「あると便利なアイテム」や「正しい手順」を知っておくことで、当日も慌てず快適に過ごせます。ここでは、振袖でもスムーズにトイレへ行くためのポイントを紹介します。
振袖着用時にあると便利なもの
振袖でトイレに行くときは、事前にいくつかアイテムを用意しておくと安心です。まずおすすめなのが、大きめのクリップや着物クリップを2~3個用意することです。袖や裾をまとめて固定できるため、トイレ内で振袖が床に触れにくくなります。洗濯バサミでも代用できますが、挟む力が弱かったり、生地を傷めたりする可能性があるため注意が必要です。着物クリップなら着付け直しにも使えるので便利です。
また、50cm以上の大判ハンカチも持っておくと重宝します。前かがみになったとき、ファンデーションが振袖に付くのを防げるため、汚れ対策として効果的です。食事の際にナプキン代わりに使うこともできます。
振袖を着た状態でトイレに行く手順
振袖でのトイレは、袖や裾を汚さないために順番とコツを押さえることが大切です。下記の手順をゆっくり丁寧に行えば、初めてでも安心して利用できます。
| 1.袖をまとめる |
|---|
| 袖が床に触れないよう、帯の上でクリップ留めます。クリップは2~3個あると安定します。 |
| 2.裾を1枚ずつめくる |
| 振袖→長襦袢→肌着の順に、左→右の重なりを意識して丁寧にめくります。 |
| 3.裾をひっくり返して固定 |
| 袖が床に触れないよう、帯の上でクリップ留めます。クリップは2~3個あると安定します。 |
| 4.両脇でしっかり挟む |
| 座るときに落ちてこないよう、裾全体を脇でしっかり挟み込みます。 |
| 5.浅めに腰掛ける |
| 帯を潰さないため、浅く座り前かがみで姿勢を調整します。 |
| 6.裾と袖を元に戻す |
| 水を流した後、裾を順に戻し、めくれ・おはしょり・帯の形をチェックします。袖は手を洗ってから戻すのが安心です。 |
成人式と生理の日が被ったら着付け師に伝えよう

成人式の日に生理が重なった場合は、着付けに入る前に必ず着付け師の方へ伝えましょう。振袖は腰紐や伊達締め、帯などでお腹まわりをしっかり固定するため、普段より締め付けを強く感じやすく、体調が崩れる場合もあります。生理であることを伝えておけば、補正タオルの量を減らしてくれたり、紐の締め具合を調整してくれたりと、当日を快適に過ごせるよう配慮してもらえます。気になる場合は遠慮せず、事前に相談しておきましょう。
まとめ
成人式の日に生理が重なっても、事前に準備しておけば安心して振袖を着られます。振袖は帯でお腹まわりが締め付けられ、普段よりトイレにも行きにくくなるため、生理用品は「漏れにくい・長時間安心」なものを選ぶことが大切です。タンポン+ナプキン、長時間用ナプキン、吸収を補助するパッド状アイテム、ローライズショーツや二重クロッチ仕様のショーツ、サニタリーペチコートなど、振袖に合うアイテムを組み合わせると快適さがぐっと高まります。
また、着付け前に着付け師へ生理であることを伝えておくと、締め付け具合や補正を調整してもらえるので、当日の負担を軽減できます。事前の対策を知っておけば、落ち着いて式に臨めるでしょう。
この記事を書いた人
デザイナー 徳井愛子
現デザイナー職に就く前は、きものやまと店舗スタッフとして、多くのお客様のハレの日のお手伝いをして参りました。ふりそで選びは勿論、サポートに至るまで、これまでの豊富な経験をベースに、お客様に寄り添い、お役に立つ情報をお届けいたします。
監修者
きものやまとデザイン部
創業109年のきもの専門店「きものやまと」。さんちと共に、文化と伝統を受け継ぎ、新しい暮らしに寄り添う、きものやまとのオリジナル着物を創作・ご提案しています。お客様の日々とハレの日を彩る振袖がいい出会いとなるよう、心を込めてお手伝いいたします。







